2018年3月28日水曜日

#31 インターンシップ8日目

こんばんは、徳田朱莉です。


ジャカルタに到着して、お昼は一人でお寿司を食べました。笑
初めて食べる海外のお寿司は絶品でした!
ただ、お値段が少し張ります…


その後、午後からJICAジャカルタ事務所にお邪魔しました。
以前からJICAの活動に興味があり、一度機構の方にお話を伺えればと思っていました。
学校の先生の紹介で訪問できるようになったことは、本当にラッキーでした。
JICAジャカルタ事務所はジャカルタ市内のビルの中にあります。
中に入るためにはセキュリティチェックとパスポート提出が義務付けられていて、その厳しさにびっくりしました。


JICAスタッフの方が優しく対応してくださったので、リラックスしてお話を伺えました。
JICAがインドネシアで取り組んでいるプロジェクト、どのような志を持ってお仕事をされているのか、どうすればJICAに入構できるのかなどなど…
私が聞きたかった話はほとんど全て聞けました。




夜は私のインターンシップ先のジャカルタ本社のメンバーと会食でした。
本社のメンバーといってもエンジニアではなく、経理や法律関係を担当されているお二人です。
バントンの現場では主に施工や技術面のご指導をいただいて、次は経費や許認可の勉強という流れです。
美味しい中華料理を囲みながら、エンジニアとは全然違う視点からのお話が聞けました。


お二人から、私がインターンシップでお世話になったプロジェクトは、何よりも先に「ビジネス」であるという事を学びました。
発電所を造って運用し、利益を生み出すことが根底にあるということです。
もちろん、このプロジェクトには「インドネシアの電力供給の安定」「日本の技術の伝承」などの要素もあります。
でも、いくらその発電所がインドネシアの人々に役に立つものだったとしても、赤字ではプロジェクトとして成立しません。
「お金が1番大事」とかそんな冷酷な話でも何でもなくて、当たり前の事です。


(先にJICAでお話を聞いていたこともあって、「ビジネス」という言葉がすごく印象的でした。
JICAのプロジェクトはODAを使っているため、「その国の発展」が第一でボランティアのような要素が強いと感じました。)


「コストと削るために何をして、その結果どうなったのか、そうせざるを得なかった理由は何だったのか」のようなテーマでお話は進んでいきました。
お二人が専門用語を噛み砕いて話してくださったので、素人の私でも理解できました。


今日の話はまだまだ入り口で、明日が本番です。
実際に事務所に行ってスタッフにインタビューしてきます。


では、おやすみなさい。





2018年3月27日火曜日

#30 インターンシップ7日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日はバンドン最終日です。
明日からはジャカルタ本社に行きます。
最終日なのに、朝から気分に何の変哲も無くてびっくりしています。


今日の研修の最後、本当に最後の現場に行ってきました。
あと何ヶ月かで発電所を地中に埋める工事が始めるらしく、私がこの発電所の全貌を見ることができるのは、本当の本当に最後というわけです。


現場を一通り回って、「これで本当に最後だけどもう見たい場所ない?」と聞かれました。
「ああ、これで最後なんだ。もう来れないんだ。」と、やっとしみじみした気持ちが湧いてきました。
1週間と少ししかいなかったのに、まるで長年住んだ自分の家を出るかのような感覚でした。


事故無く遅れることなく、現場の施工が進むことを祈って、現場を後にしました。


その日の夜は、私の送別会を開いてくださいました。
美味しい料理と優しい先輩に色んな話が聞けて、いつもと変わらない食事会の楽しい雰囲気に、「このままずっと、この現場にいれるんじゃないか」とさえ思えてきました。
そんな楽しい時間が過ぎるのはあっという間で、会の最後に私の直属の上司からの一言をいただきました。
その言葉の中で「打てば響くような子で、教え甲斐があった」と言っていただき、とても嬉しかったです。


明日からジャカルタです!!

2018年3月26日月曜日

#29 インターンシップ6日目

こんにちは、徳田朱莉です。


バンドンでのインターンシップも残り2日となりました。
発電所にも愛着が湧いてきた頃にお別れとは…酷ですね。


今日は設計計算書の最終確認を行いました。


その前に、先日、請負業者の韓国企業とのミニミーティングであった出来事です。


私はチェックした設計計算書を持って、韓国人エンジニアのもとへ伺いました。
計算書チェックの結果を報告し、これからの動きを確認するためです。
設計計算の過程でおかしいと思った箇所には付箋をはり、付箋だらけになった設計計算書を持って行きました。
私が間違いだと判断した箇所については、事前に私の上司と協議し、ミニミーティングに至りました。


私が指摘した箇所は以下4点です。
・水位
 同じ場所の水位はずなのに式・図によって値が違っていました。
・流水圧
 どの流水圧の公式・係数を用いたのか不明で、正しいか正しくないかの判断ができません。
・揚水圧(上司の方の助言をいただきました。)
 揚水圧が考慮されていませんでした。
・安全率と偏心
 安全率と偏心の限界は契約書によって決められていて、今回の計算書はその基準を下回っていました。


韓国人エンジニアと話し合いをした結果、以下のようになりました。
・水位
 式・図によっては古い水位データを使用していたことが判明しました。
・流水圧
 流水圧の算出方法についいて説明を受けたのですが、日本土木学会のマニュアルの公式を用いると全く違う値が出てきます。明らかに誤差の範囲外なので、さらに協議が必要です。
・揚水圧
 韓国企業の方で、揚水圧を考慮した計算書を作成し直すことになりました。
・安全率と偏心
 転倒やすべりを起こす力に対して、堰の形状である程度対抗できるため、安全率と偏心の基準を下げることは妥当だという結論に至りました。




私は計算書のチェックをし終わった際、「安全率と偏心の基準を下げるとは何事だ!」と思っていました。
韓国エンジニアとのミニミーティングを終えて、必要以上に強度を持たせることはコストや工期が無駄にかかってしまうことを知りました。
それが現場のエンジニアと教科書しか知らない学生の違いでした。


「教科書と現場は違う」
これからの教訓になりそうです。

2018年3月23日金曜日

#28 インターンシップ5日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日は事務所の日本人メンバーと本日のお客様との夕食会でした。
お客様とはインターン先のOBで、今は関連会社の取締役を務めているお二人です。


私は関連会社の取締役のお一人の隣に座らせていただきました。
バンドンに来てからの夕食会の席では、毎度毎度の事なのですが、すごく緊張します。
もしもインターンシップに参加しなかったら、絶対お目にかかることの無いような方と同じテーブルでお食事をするなんて…


でも、長年、現場でエンジニアとして働いてこられた方とお話しできる機会は大変貴重でした。


色々なトピックでお話をしてみてわかったことは、
「土木の現場はまだまだ”男の場所”という認識が強い」ということです。
(今回一緒にお話しした方が、ジェンダー差別を連想させるような、偏った考えを持っていたわけではありません。)
それと同時に”マイノリティ=居心地が悪い”という訳でもない事も学びました。


「僕の中でインフラ工事は”男の仕事”というイメージがある。昔からそうだったし、男のプライドをかけて!と思ってやっていたから。でも最近は女性の技術者も増えてきていて、それに反対の声を上げる人も少なくはない。でも僕は女性ウェルカムだ。」
この言葉は私がお客様からいただいた言葉の中で、1番印象的だった言葉です。


将来はマイノリティとして働くことになると思っていた私にとって、このお言葉は私の不安を軽くしてくれました。


(個人的な推測になりますが、)
確かに、高度な機械が無かった時代、それよりももっと前から、インフラの現場で働くのは男性だったでしょう。
体の構造上、男性よりも筋肉・体力が劣る女性が、現場の仕事パフォーマンスで男性よりも上を行くのは難しかったのは、想像に容易です。
「今までこれでうまく行ってきたから、これからもそうしていくべきだ」という考えに至るのは、当たり前の事だと思います。


ただ、その常識が変わろうとしている今、社会も変わってきていると感じました。
「女は根性がない」「女はすぐに会社を辞めてしまう」
私は社会が考える”女”はそんなイメージを持たれていると思っていました。


でも、このインターンシップだけでなく、日本でも様々な現場でお話を伺って、「案外、女ってそんなに嫌われていない」と思うようになりました。
みんながみんなそうじゃない!!!
これは両方(女性ウェルカムの人、そうでない人)に言えることだとは思います。


女性だからって重く考える必要はないし、夢を諦めることもしなくて良い(もともと諦めるつもりなんかさらさら…笑)。
社会は変わろうとしているし、これからは自分が変えていくんだと思った1日でした。

2018年3月22日木曜日

#27 インターンシップ4日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日はトンネル出口近くのコンクリート打設を見学しました。
ポンプ車でコンクリートを持ってきて、組まれた鉄筋の中に流し込んでいました。


ただ、外国で施工を行う際、日本と同じように進行するわけではありません。
作業員の質や限られた機械・材料のせいで、思うように施工が進みません。


・鉄筋コンクリートの鉄筋の長さがバラバラで被りが均等でない。
・広大な施工域に対して、バイブレーダが1台しかなく、振動を与える前にコンクリートが固まり始めてしまう。
・大量に地下水が溜まっている場所にコンクリートを打設する。
・作業員が途中で作業を止めてしまう。


ざっと挙げただけでも、日本では考えられないような事がたくさんです。


だからこそ、海外はおもしろいんだとも言えますが、それ以上にずっと大変な現場なんだと思います。




午後からは設計計算書の確認を行いました。


計算書は「自重・静水圧・動水圧」を想定してそれぞれの力のモーメントを計算し、転倒の危険性や構造物が滑らないかどうかを判断します。
私の業務は①そもそもこの計算は正しいのか ②他に想定できる力はないのか ③構造物に安定性はあるのか について検討することです。


まず、作業①に取りかかります。
自重と静水圧については難なく出来たのですが、動水圧の計算は正しいかどうか検討が付かなかったので、公式を探すところから始めました。


事務所には土木の本がたくさんあります。
その中の水理学の公式集から、同じ「流水圧(動水圧)」を表す公式が2つ出てきました。
その公式通りに計算すると、全然違う値が2つ出てくるんです。
結局、2パターンの計算書を作成しました。


どちらの値も韓国企業が計算した設計計算書の値とは合いません。


次に作業②についてですが、上司から助言をいただき、「揚圧力」を考慮する必要があると教えて頂きました。
ですが、契約形態上、揚圧力の計算は私達の仕事ではないので、韓国企業にお願いする必要があります。


その後、作業③を行いました。
この計算書では最終的に、偏心(剛心が重心からどれだけ外れているかを表した値)と安全率から構造物の安定性を評価します。
動水圧を考慮して、偏心と安全率を計算した結果、基準値を満たしていない箇所がありました。
そもそも計算書上の基準値が、契約書上の基準値と矛盾していました。


その後、韓国企業の担当者と相談し、私の感じた矛盾に対する答えをいただきました。
納得したもの、自分が至らず理解できなかったこと、絶対に違うと思ったこと、色々ありました。


今日学んだ事は、土木は教科書に載っている公式や値がそのまま使われることは少なく、そのときの状況や環境に合わせて変化させる必要があると言うことです。
良く考えると、場所は100個あるならば100通りの環境が存在するため、それを1つの公式で定義できるわけがないです。
(もちろん、ある現象を想定・評価する場合、公式をもとに計算するのですが、100%公式通りにいかないということです。)


動きが読めない自然の中で、この地面にインフラを建設することが、どれだけかっこいいことなのかを再認識しました。

2018年3月21日水曜日

#26 インターンシップ3日目

こんにちは、徳田朱莉です。




今日は現場工程会議に参加してきました。
私のインターン先とその取引先(韓国企業)の双方の土木エンジニアが集まりました。
このミーティングは週1回くらいのペースで開催されているそうで、現在起こっている問題について、土木エンジニア目線で話し合います。




この日の議題は次の3つでした。
・トンネル工事の工程
 膨張性地盤のせいでトンネル掘削が難航しているため、韓国企業が工期延長を提案しました。
 私の会社はその意見に対して「工程を入れ替えれば予定通りに完了できる」と反論し、私の会社の意見が採用されました。
・Intakeの堰の設計
 話している内容の専門性が高すぎて、何を言っているかよくわかりませんでした。
 私の業務の一部ですが、直接は関係ないようです。
・Power Plantのコンクリートひび割れ
 発電所とトンネルからの水路との境界にひび割れが発見され、これから何をするべきかについて話し合いました。
 ひび割れが出来ているということは設計荷重以上の荷重がかかっている可能生があるので、それを割り出す必要があるという意見でまとまりました。




外国企業との話し合いなので、やはり言葉の壁や考え方の違いからの衝突も見られました。
やはりそこは仕事なので、熱い議論の末にこれからどのように施工を進めていくのかを決めていました。


インターンが始まってから、大学とは違う楽しさに駆られています。
毎日少しずつ変わっていく現場を間近で見たり、プロのエンジニアと話しているときは心が躍ります。
学校からの現場見学では入れない場所や聞けない話まで…


私たちの仕事の喜びは「その地域に何十年も残るシンボルのような、こんなに大きな建物をこの手で造ってやったんだ!!」というところにあるんですよ。
と、私の上司が語ってくれたとき、感動しました。


インターンに来る前は、大学生活で私の留学はお腹いっぱいだと思っていましたが、インターンで「働く」とはどういうことなのか、「土木エンジニア」とはどんな仕事なのかについて、リアルに学んでいます。





2018年3月20日火曜日

#25 インターンシップ2日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日からホテル暮らしです。
私の滞在するホテルは朝食が最高なんです。
品数が多くて色々な国の食べ物が並んでいます。
朝の密かな楽しみになりそうです。笑


朝は7時にホテルを出ます。
それでも現場に着くのは9時前くらいです。
ほんと渋滞は嫌になっちゃいます。笑


今日はお昼から現場に行ってきました。
この発電所(たぶん全ての発電所がそうだと思いますが…)は余水路(Spillway)があります。
Spillway とは発電所が何らかの原因で作動しなくなった時、トンネルからの水を別のルートに逃す道のことです。


私はトンネルに入る事が出来ないので、社員の方がトンネルに入っている間、Spillwayを歩きます。
この発電所のSpillway は壁が蛇腹のようになっており、水路の表面積を大きくすることで水がスムーズに流れるように設計されているそうです。


この説明は高専卒で私のインターン先の会社に就職された方から教えてもらいました。
私もこれからの努力次第でこんなプロフェッショナルになれると思うと、胸がわくわくしました。




前回も書いた通り、この現場の地盤は、水分を含むと膨張する性質のあるモンモリロナイトが多く含まれている粘土地盤です。
常に地盤が安定しないので、施工が非常に難しい現場です。
コンクリートを法面に吹付けたり、コンクリート杭を打ち込んだり、色々対策を行っています。
ですが、吹付けたコンクリートが剥がれてしまったり、コンクリート杭が動く地盤に押されて(場所によりけりですが)傾いてきているのが現状です。


このような難しい現場は本当に稀だそうで、こんな現場に立ち会えたことを嬉しく思います。





2018年3月19日月曜日

#24 インターンシップ1日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日から新しい気持ちで!
インターンシップに参加します。


私がお世話になる会社やプロジェクトについては、下記のURLをご覧ください。
http://www.kepco.co.jp/corporate/international/generate/indonesia.html


簡単に言うと、インドネシアの電力供給を安定させるために、日本とインドネシアが共働で会社を立ち上げて、水力発電所を造ろうというプロジェクトです。
現場の事務所にいる社員さん(日本人10人、インドネシア人15人)は土木・送電・機械・事務に分類され、私はその中の土木課でインターンシップを行います。
土木課は日本人4人とインドネシア人1人で成り立っていて、私の上司は29歳の(私と同郷の!)男性です。


今朝、ジャカルタのホテルを出発してお昼くらいにバンドンの現場に到着しました。
社員の方々にひと通り挨拶を終え、現場に連れて行ってもらいました。


長靴とヘルメットをして、いざ!現場へ!
発電所の現場なんてもちろん初めてで、そのデカさに度肝を抜かれました。
(現場の写真は企業秘密なので、掲載できません。)


この水力発電所は、もともとある水力発電所のダムから放出される水を、トンネルを伝って自社の発電所に取り込み、もとの川に流すという形式をとって建設されています(伝わったでしょうか…笑)。
ですので、発電所(Power Plant)、その隣の変電施設(Switchyard)、トンネル(Tunnel)、水を取り込むトンネル入り口(Intake)から成ります。


まずはPower Plentに行きました。
広大な敷地に、建設途中にも関わらず抜群の存在感です!
ただ、大きすぎて自分がどこにいるのかわからなくなりそうです。
しばらく歩くと、水の流れや完成イメージが何となく頭の中に出来てきました。


次はトンネルに案内していただきました。
このトンネルは発破で掘削を進めており、「女性立ち入り禁止」と言われました。
トンネル工事に女性が入ると落盤が起きるという古くからの迷信のせいです。
これはまあ仕方ないですね…


1日目にして、危険な現場にびびってしまいました。
ジャングルジムみたいな鉄筋の中を歩いて行ったり、低い柵しかない崖に近いような場所で「落ちないようにね~」って言われたりしています。笑


その後はインターンシップ中に行う課題について、説明がありました。
私の課題は次の2つです。
①仮締切りの設計計算書のチェック
  Intakeの施工を行うために、水を一時止めるための堰が必要です。
  設計業務は他の会社に委託しており、私はその会社が作成した書類の確認を行います。
②地盤のモニタリング
  今回の現場は膨張性地盤で、掘削や施工により地盤が大きく動きます。
  現地のスタッフから送られてくるデータを元に、地盤が動く原因を考察します。


本当に私に出来るのか…
不安ですが、ワクワクしています。


では、また明日。

2018年3月18日日曜日

#23 お別れ

こんにちは、徳田朱莉です。


今日はスマランを発つ日でした。
空港にはテサ、アメリア、オウリア、マルフィー、イウス、アスリ先生が来てくれました。
これはインドネシアの考え方ですが、人前で泣くことは周りを悲しい気持ちにさせてしまうので、(タブーというわけではありませんが)インドネシア人は人前で泣きません。


私も泣かないつもりでした。
私の留学はまだまだ続くし、強くなったところをみんなに見せたかったからです。
でも感情を抑えるのは簡単ではありませんでした。笑


思い起こすと、本当に充実した3週間でした。
(しっかりしたまとめは、1番最後のポストまで取っておこうと思います。笑)


大学で得た1番の財産は「一緒に高め合える仲間」だと思います。
次会う日まであの子に負けないようにと、私の負けず嫌い精神をかき立ててくれる、本当に素敵な友達です。


次のインターン先でも成長出来るように頑張ります。









2018年3月17日土曜日

#22 最後の晩餐

こんにちは、徳田朱莉です。


今日はスマランで過ごす最後の夜です。
テサが「今日が最後だから」とディナーに誘ってくれました。
いつものメンバーである、テサ・アメリア・オウリアの3人だと思っていたのですが、なんとその場にオウリアの彼氏のイウスが登場しました。


最後の夜なのに、新しい友達ができるのは少し複雑な気分でした。
ですが、イウスはとても気さくで、私にイウスのホームタウンのインドネシア語をたくさん教えてくれました。
それに今日会ったばかりだというのに、空港までオウリアと見送りに来てくれるそうです。


それで、最後の晩餐は何だったのかと言うと、「チキンのスープ」です。

最後の晩餐と言っても普通のご飯ですが、ちょっとジンと来ました。

ではまた明日。

2018年3月16日金曜日

#21 最後のキャンパス

こんばんは、徳田朱莉です。


今日は朝からセントラルスマランに行ってきました。
4月のトビタテ同窓会で放送する動画撮影のためです。
スマランの植民地時代に建てられた西洋建築の建物群が動画のバックです。


写真は現地の小学生と撮影した1枚です。
(ちょっと先生の手が写っちゃってますが。笑)
子供はどこの国に行っても可愛いですね。




同窓会をはじめ、帰国後の予定がどんどん詰まってきています。
日本に帰ったら、胸が躍るような出来事が待っているのはわかっているんですが…
バンドンのインターンもすごく楽しみなんですが…
やっぱりここを離れたくありません。


でも私は学びに来ている留学生なので、次のステップに進まなければいけません。
トビタテ生として、高専の学生として、土木技術者として、18歳として、日本人として…
私が成長するために。恩返しをするために。理想を実現するために。
次のアクションを構想中です!


今日はキャンパス登校最終日でした。
授業は無く、お世話になった先生方にお別れの挨拶をして回りました。
こんなに素敵な先生とお別れしないといけないのは、本当に悲しいです。
たくさんのエールに背中を押されて、なんとか前に進めそうです。


いつになるかわからないけど、必ず、戻ってきます!


ではまた明日。



2018年3月15日木曜日

#20 Personal lecture

Hello, guys.
That's Akari Tokuda.
Thank you very much for coming here.


Today's topics is "Personal lecture" about my life by Dr.Anggun.


When I'm still in Japan, Mr.Mizuno asked me to keep contact with her.
Today, I've realized why he wanted to tell me clearly.




I got the chance to talk about my trouble with her.


First, I asked her "why do you have such a wonderful communication ability, even your age isn't high?"
She told me that "Don't worry. you already have good communication skill. So you could make a lot of friends here."


I was surprised by what she was talking about.
So it's not answer for my question.
But it' the best answer for my trouble.


Because she made me realize that what I should do since now.
It's good for me that I should just continue to do efforts I did.
And she also gave me confidence.


I think that almost people would talk about their successful story, when they got the same question.
Because it's comfortable for them to be higher position than consultant.




All people are equality each other in front of her.
She always made that condition like God, I think.
Her smile can catch everyone's mind.


*Hahaha it's like love letter.


I get many special thinking from her though, I don't want to tell you that.
So it was personal lecture for me!




 "Respect senior, Love junior."
How awesome! How wonderful!




See you tomorrow.

2018年3月14日水曜日

#19 新しいバディ

こんにちは、徳田朱莉です。


なんと!今日から新しいバディが付いてくれます。
テサがコンペティションに参加するため、金曜日までスマランを離れる事になったからです。


新しいバディのプロフィールを簡単に紹介します。
名前はマルフィーと言い、歳は私より1つ上で、同じ土木工学科の出身です。
過去にアイセックの交換インターンシッププログラムでインドにボランティア留学したり、マレーシアでエンジニア育成会に参加したりと、とてもアクティブな女の子です。


彼女は「日本人は時間に厳しいだろうから」と、約束の時間の20分前に来てくれました。笑


今日はCADの扱い方について学習しました。
私はCADのソフトを持っていなかったので、見学するだけの時間でした。
機能の図学に引き続き、図面の書き方は万国共通です。
ただ、引き戸や玄関がない間取りは、賃貸のチラシを眺めるのが好きな私にとって、少し新鮮でした。


その後はマルフィーの友達と一緒にお昼に行きました。


今日は魚料理です。
川魚のスープだったのですが、(辛さレベル1にしたにも関わらず)お決まりのように辛い。笑
舌と唇の痺れが楽しくなってきている自分が怖いです。






Bahasa(インドネシア語)について行けない私のために、食事中の会話は英語縛りになりました。
ここで1つ困った事が…。
私の英語、マルフィーには伝わるのに、他の子には全然伝わらないのです。
逆に私も彼らが何を言っているのか、所々しか聞き取れません。


薄々気づいていましたが、私は「rとl」「thとs」の使いわけが出来ないのです!!
これが出来ないと、違う意味の言葉になってしまい、恥ずかしい思いをする事があるようです。


これは重大です。
でもスペルを意識しながら話すのは意外と難しいです。


では、また明日。



2018年3月13日火曜日

#18 眠れない大学生

こんにちは、徳田朱莉です。


今日は図学の授業を受けてきました。
立面図や平面図などの、基本的な図面の書き方を練習しました。
図面の書き方に国間で大差はなく、高専で既習だったので難なく出来ました。
今回のクラスはGrade2で、日本の大学でいうと1年生後期に当たります。
(私は決まったクラスに所属しておらず、参加したいGradeのクラスに参加しています。)


インドネシアの授業スタイルについて、前半は先生が授業のポイントについて軽く説明し、後半は先生が用意した演習問題を解きます。
先生がインドネシア語で話していることと、エアコンが無いことを除けば、日本となんら変わりません。


そのあとはテサとサム(テサの親友、卒業後は日本企業のインドネシア支社で働くそうです。)とで、お昼に行きました。
インドネシアには「エンドーミー」というインスタントラーメンがあります。
まるで日本人の名前みたいで、面白いですよね。
3人でエンドーミーを注文して、色んな話をしながら食べました。


そこで、将来の話になって、サムが「自分の会社で働けば月10万円稼げるんだ。これって、日本では安い?高い?」と訪ねてきました。
(インドネシアの平均月収は3万円くらいです。)


インドネシアの大学生は将来成功するために、たくさんの学生団体に所属し(活発な課外活動が進学や就職に有利になるから)、毎週のようにコンペティションに参加し、寝る間を惜しんで勉強しています。
眠れない大学生が多いのは彼らに寝る時間が無いのではなく、これだけやっても少しの賃金しかもらえない未来が不安だからです。


外国に留学したくても、とてもそんなお金は無いし、奨学金も日本ほど充実していません。


私はショックでした。


私は「インドネシアの経済をインフラで支える」というテーマで留学しています。
今日は改めて、インドネシアの経済発展の必要性について再認識させられました。
そのために必要なのはインフラだけではありませんが、インフラが経済発展の担い手であることは確かです。


生まれた国に関係なく、学生に平等に機会が与えられる世界が必要です。
恵まれてるやつが何を言ってるんだと言われるかも知れませんが、これは先進国と呼ばれる国の使命がと思います。

2018年3月12日月曜日

#17 測量

こんばんは。
徳田朱莉です。


今日は測量の授業に参加しました。
どうやら建物を建てる時の基礎を造るための測量のようです。


今回の授業は非常にアナログな回で、インドネシアの昔ながらの測量を学びました。
回数を重ねるごとに現代の技術に近づいていくのが、インドネシアの教育スタイルです。


普通、測量ではトータルステーション(角度・距離・水準)というデジタル機械や、アナログ機械ではトランシット(角度)を使用するのですが、使用機器はエスロンテープのみでした。
エスロンテープのみを使用する、この測量は高専1年生の前期に学習する内容です。


あらかじめ計算した図面通りに杭を立てるのが目的です。
杭を立てては紐で繋ぐを繰り返していました。


どうやら1日仕事のようで、私は途中までしか参加出来ませんでしたが、すごく興味深い経験でした。
使用器具が少し違うだけで、やってることは同じでした。


もう少し長く滞在していたら、モダンな測量も見れたのに…と名残惜しくなりました。


今週は大学で過ごす最後の週です。




では、また明日。

2018年3月11日日曜日

#16 心機一転

こんにちは。
徳田朱莉です。


今日は久々に1日ゆっくりできる日です。
この1週間は色々ありすぎて、頭が疲れてしまいました。笑


部屋も2週間使うとだいぶん汚くなってきますね…
というわけで、隅から隅まで掃除しました。
掃除って素晴らしい。
心まで綺麗になるようですね。


(家では掃除しません。笑)


今日は早く寝ますね。
お休みなさい。


また明日。

2018年3月10日土曜日

#15 Happy Bithday~両親へ~

こんにちは。
徳田朱莉です。


今日は私の誕生日!


アングーン先生にケーキをいただき、SNSでたくさんの「おめでとう!」を受け取り、素敵な1日でした。


インドネシアで素敵な誕生日を迎えられた事に対して、本当にたくさんの方の応援で実現したことなのですが、まず両親に「ありがとう」と言いたいです。


この人達は本当に心配性で、先生方や友達が「頑張れ」と言ってくれるなか、ほんの少しの「頑張れ」と耳にタコができるほどの「生きろ」を私にくれました。


危なくなったら何も持たずに逃げなさい。
朱莉の命はお金に代えられないんだ。
将来は実家から通える大学に進学して、公務員になりなさい。


「私たちは朱莉が苦労するところを見たくない」
お父さん、お母さん、そんなことはわかっているんです。
でも、私はやることやってから後悔したいんです。
守りに徹せず、攻めの人生を歩みたいんです。


いつか「朱莉なら大丈夫」って思わせてあげたい。
でも、あなた達にとって、私はいつまでも子供で「何をしでかすかわからない一生心配な存在」なのでしょうね。


留学から帰ってきた私は突拍子もないことを言うかもしれません。


いつもみたいに「危ないから止めときなさい」って言ってください。
それは私の首輪みたいなもので、私がスピードを出し過ぎるのを押さえてくれています。
ちゃんと感謝しています。
鬱陶しいなんて思っていません。
どうか、いつまでも、私の家族で、居場所で、1番の理解者でいてください。


大人への一歩を踏み出した今日、これからの出会いにワクワクしています。


あれもこれもあなた達が私を送り出してくれたから。
家を出る前の熱い握手は忘れない。


ちゃんと帰ってくるから、美味しいご飯を用意して待ってて。笑




素敵な両親でしょう。
直接言えないから書いてるんです。笑
家に帰ってもこの話題は厳禁ですよ。




では、また明日。

2018年3月9日金曜日

#14 前夜祭

こんにちは!
徳田朱莉です。


今日は何の前夜祭かというと、My Happy Birthdayです!
でも私は寮でひとり、夜を迎えました。
テサがインターンシップ会社に呼ばれてしまったからです。


外が暗くなってきた頃、毎日恒例のスコールが降り始め、なんと雷まで…
1人で聞く外国の雷って結構怖いんですね…


夜8時になったので、そろそろシャワー浴びようかと思ったところ、ドアを激しく人が。
テサの声で、Akari!Akari!と聞こえたので、「やっと帰ってきた」と思いドアを開けると…


「Happy Birthday!」


テサ、アメリア、オーリアが私のためにサプライズを仕掛けてくれたのです。
びっくりして放心状態の私に、彼女たちはバルーン片手にバースデーソングを歌ってくれました。
それに手作りのケーキとプレゼントまでありました…(泣)


1番泣かされたのは、プレゼントの中にLucky Chainが入っていたことです。
帰国後の私の幸せを願って、テサが選んでくれたそうです。
これを持っていれば、また会えるような気がして…


その日は4人で色々な話をして、本当に素敵な前夜祭でした。
もちろん、テサは私に嘘をついていました。
まんまと騙されてしまいました。笑


インドネシア時間22時に、日本の友達からのメッセージも続々来て、自分が素敵な人に囲まれいることを再認識しました。


本当にありがとう。
みんな大好きです。





2018年3月8日木曜日

#13 友達でありライバル

こんにちは、徳田朱莉です。


今日はディポネゴロ大学で1番優秀な学生を決めるコンペティションを見学してきました。
テサが出場するからです!


このコンペは年に1回、各学科から1人の候補者を選出して競います。
評価項目は成績・研究・課外活動の3つです。


会場に着くとすでにたくさんの人で溢れていました。
私はテサのプレゼンがよく見えるように一番前に座ったのですが、なんと審査は個室で行われるようで…


テサの緊張をほぐす係に任命された私は、テサと一緒にお菓子を食べたり、変顔で笑わせたりしました。
そうこうしているうちに時間が来て、テサに審査が始まりました。


私の努力の甲斐があって…いえ、彼女の実力が功を奏して、プレゼンで手応えを感じたそうです。
結果発表は来週いっぱい、自分のことのように緊張します。


テサはインドネシアで1番の友達ですが、それと同時に私の生涯のライバルでもあります。
最近、約束事のように言っていることは、「次会うときはprofessional civil engineerとして、土木の未来を語り明かそう」です。
お互いに高い志を保ちながら、いつテサに再会しても恥ずかしくない生き方がしたいと思いました思いました。



では、また明日。



2018年3月7日水曜日

#12 急なお別れ

こんにちは、徳田朱莉です。


今日の授業は「地盤工学」と「数学」でした。


地盤工学では、前回の内容の小テストでした。
小テストと言っていますが、実際は持ち込みあり期限無しの課題のような物です。
前回の授業課題の数字だけを変えたような問題だったので、なんとかクリア出来ました。


「数学」ではマネジメントのような事をしました。
私はコンサルタントで、社員の能力を項目別に表した表を手渡されます。
それから与えられた関数を用いて、その会社のポイントを割り出します。
困ったことにExcelの使用禁止で、全て手作業で行いました。
私は計算ミスを連発し、撃沈…
次こそはリベンジです。


授業が終わって、テサに「ファトルにお別れを言いに行こう」と言われました。
ファトルはディポネゴロ大学の学生で、テサの同級生でもありました。
彼はいつか日本で働きたいと思っているくらい、日本が大好きで、テサの次に仲が良い友達でした。
その彼がインターンシップで2ヶ月間ジャカルタに行ってしまうというのです。


(ディポネゴロ大学では、最終学年になると長期インターンシップに行かなければなりません。)






あと2週間あると思っていたのに、もうお別れだとは思ってませんでした。
私は戸惑いと孤独感で涙が止まりませんでした。

たった1週間過ごしただけなのに、もう二度と会えなくなってしまう事実が予想以上にショックでした。

周りに慰めてもらってなんとか泣き止みましたが、大学を立つ時には体から水分がなくなってしまうのではないかと、気が気でないです。

では、また明日。

2018年3月6日火曜日

#11 田んぼの土木

こんにちは、徳田朱莉です。
下書きができていたものの、Wi-Fiの不調から公開出来なかった物をどんどんあげていきます。


今日のGO-JETは「ナシゴレン」です。
これ、めちゃめちゃ辛かったです。
インドネシアでは普通らしいのですが、スパイスに慣れていない私からすると激辛の部類に入ります。
味は美味しいけど、ずっと食べてると舌が痺れてお腹が痛くなってきます。笑


朝の戦いが終わり、今日は「水理学」の授業です。
テーマは”田んぼの土木構造物”。
私は「田んぼに土木構造物なんかあったっけ」と戸惑いました。
テサに訪ねると、インドネシアでは川から田んぼへ水を引く際に、水の流れを変えるような構造物を造るのだそうです。
それなら日本にもある!と思ったのですが、それが土木構造物だったとは…


山から田んぼに水を届けるためには、その間の水路に何個も切替点が必要です。
今日は導入の回だったので、それぞれの単語の意味を確認して終わりました。


次回はその構造物の仕組みを学べるのでしょうか…


では、また明日。





2018年3月5日月曜日

#10 Cokking is the one of chemical enginnering !

Hello, guys.
That's Akari.
Actually I write my blog in English only today, because my lectures in Indonesia will see this post.


In 5, March, I had a experiment of chemical engineering by Ms.Heny.
She is a lecture from chemical engineer.


The topic of this experiment is "Making jam from  rambutans"
Rambutans are traditional fruits which are harvested in only Indonesia.




I got explanation of Rambutans jam by Ms.Hunny.
She used PPTX for explanation and spoke in English for me.
After that, she taught me how to make jam.


I'll tell you that what rambutans are simply.
Shape of them is like circle added hair.
And inside resembles lychees.
Taste is delicious and kind of sweet like grapes.

We cooked rambutans with floor and sugar for about 20 minutes.
Done! It's really simple.

We ate them with bread and cookies.
I'm happy to get Indonesian traditional sweets.

Lastly, I had a great time, because lecturers are very kind to me.
Thank you for your kindness.

















2018年3月4日日曜日

#9 スマランの街

こんばんは。
徳田朱莉です。
今日(3/4)はアスリ先生(私の専属レクチャー)にスマランの中心街まで連れて行ってくれました。
たくさんの土地を見学することでインドネシアに対する理解を得ることが、アスリ先生の意図だったようです。


スマランの中心街といってもひとくくりにはできなくで、雰囲気の違う街がいくつか集まっています。


まず向かったのは、(土地の名前は忘れました…)ヨーロッパの植民地だった場所です。
ヨーロッパ風の建物が並ぶ町並みは、インドネシアじゃないみたいでした。


この建物群はインドネシアの技術者によって、何度も何度も修繕を繰り返され、300年以上残っているそうです。
壁が剥がれ落ちて今にも崩れ去りそうな建物をなぜ残しているのか。
歴史に対するインドネシアの想いが表れている場所でした。




次に向かったのはショッピングモール街です。
(もちろん、前を通り過ぎただけですが。笑)

ここでは私が住んでいる学校付近の街とのギャップに驚きました。

インドネシアでは中心街と郊外ではまるで違う国のように景観の差が大きいです。
中心街では中国人がちらほら、締まったスーツや流行の服に身を包んだ人で溢れており、「ビジネスの街」という感じがしました。
私の住む辺りはインドネシア人ばかりで、白い肌の人に出会うことはまずありません。
一言でいうなら、「人のための街」です。

日本もインドネシアも同じように、中心街で働き、郊外へ帰るという生活スタイルは変わらないようです。

では、また明日。

2018年3月3日土曜日

#8 日本では味わえない不快感

こんばんは。
徳田朱莉です。


近頃忙しい日々が続いており、なかなかブログを更新できてなくてすみません!


今日はテサとその友達の5人でお出かけしました。
テサの友達のひとりであるディータに車を出してもらって、スマランの中心街まで行きました。


私はレストランでの食事だと思っていたのですが、着いた先はフードコートでした。
インドネシアのフードコートは特殊で、個々の店で会計を行うのではなく、中央のレジカウンターがお金の出入りを総括するスタイルです。


私はインドネシアに来ているくせに辛い物が苦手なので、無難なビビンバにしようと思っていました。
ですが、「売り切れ」と言われてしまいました。
私は”なぜこのかき入れ時(18時頃)に商品を切らしているのか”と疑問を持ちました。
(これは別にこの店に限った話ではありません。
私はこちらに来て1週間ですが、4回は品切れに遭います。)
食事自体はすごく楽しかったのですが、思わぬところに引っかかった日でした。


で、私が何を注文したのかというと、「チーズラーメン」です。
(Wi-Fiの調子が悪いので写真は無しです…)


では、また明日。



2018年3月2日金曜日

#7 こっちでの生活

こんにちは。
徳田朱莉です。


今日でちょうど1週間です。
ディポネゴロ大学での生活があと2週間になりました。
アングーン先生に「日本に帰りたくないです」と伝えると、すごく笑われて「だめです」とスッパリ切られてしまいました。笑
ですが、夜になり1人でベッドに入ったとき、テサや先生方とのお別れの事を考えてしまい、涙が止まりませんでした(←まだ早い。笑)


今日は授業がありません。
なので、昨日の夜は目覚ましをセットせずに寝ました。
朝起きてびっくり!10時でした。笑


ここで余談ですが、こっちでの生活リズムについて。
インドネシアと日本の時差は2時間です(インドネシアの方が遅いです)。
ですがインドネシア人に生活リズムは日本人よりも2時間ほど早いです(インドネシア人は5時くらいに起きて10時には寝ます)。
ここで時差が相殺されるわけです。
よって、私は全く時差ボケしていません。笑


それを踏まえて本題に戻ると、私が10時に起きたと言うことは、日本で12時まで寝ていたのと同じなのです。


こっちに着いてから、ろくに休めてなかったので、疲れが出たのかもしれません。


起きてからはテサとその友達(アミリアとオウリア)で、スタジアムに行って運動しました。
このスタジアムはディポネゴロ大学の所有物で、すごく広いです。
スタジアムでは新しい友達がたくさん出来ました!


その後はテサ、アミリア、オウリア、私の4人でディナーに行きました。
3人とも本当に優しくて面白くて、素敵な時間を過ごしました。


ではまた明日。

2018年3月1日木曜日

#6 東京よりも

こんばんは。
徳田朱莉です。


「今日のGO-JET」はNASI KUNINGです。
黄色いご飯のことで、味は想像通りって感じでした。


もちろんこれはインドネシアの伝統料理の一つで、土木科副学科長のおすすめです。
色んな人に「私はインドネシア料理が好きだ」を言い回っていると、各々のおすすめを教えてくれます。
でもインドネシア人の約半数は超辛い物が大好きで、時々真っ赤っかの料理をおすすめしてくれる人がいます。
テサもその1人で、ランチの時に赤い料理を差し出して、「一口食べてみ」と言ってくれるのですが丁重にお断りしています。笑




さて、今日は水理学の授業を受けました。
水を張った水槽に様々な形の板を沈める事を想定して、板にかかる力を考えました。
この内容も日本で既習だったので、難なくできました。






その後はランチをして、暗くなるまでテサと私の部屋で過ごしました。


「日本の有名な都市」の話になって、私は”東京大阪”の話になるかかなと踏んでいましたが、テサは”広島長崎”の話を始めました。


私は正直とてもびっくりしました。
テサは日本の話になると決まって、進んだテクノロジーや独特の文化に興味を示していたからです。
世界(インドネシア)にとっても日本とは、「先進国」であり「被爆国」でもあったのです。


私たちは「広島の千羽鶴」の話をしながら、一緒に鶴を折り、平和について時間が許すまで話し合いました。
深く考えさせられた1日でした。
世界で活躍するためには、歴史・戦争・平和について、もっと勉強が必要だと思いました。


ではまた明日。