こんばんは。
徳田朱莉です。
外は大嵐。
寮が吹き飛ぶのではないかと心配になります。.
今日は素敵なバディのお話です。
私のバディはテサと言います。
彼女は明るくて優しくて英語が上手で、とても素敵な人です。
それに彼女は日本が大好きで、できることなら日本でまた会いたいと思うほどです。
私の生活は彼女なしでは成り立ちません。
朝はルスナワ(寮の名前)まで迎えに来てもらい、GO-JETでキャンパスまで向かいます。
授業中は、先生のインドネシア語を彼女が英語に翻訳してくれます。
移動教室や休憩時間の時は、話が途切れることがないくらい、ずっとおしゃべりしています。
授業が終わると買い物に行ったり、私の部屋でおしゃべりしたりします。
1日を振りかえってみると、彼女と一緒にいない時間がありません笑。
テサを含め、インドネシアの人たちは超優しくてフレンドリーです。
私は基本的にディポネゴロの学生と仲良くなりたいので、すれ違う学生には笑顔で会釈をするようにしています。
私が会釈すると、全員がスパー笑顔で会釈を返してくれます。
日本ではそうは行かないだろうな…と思いながら、幸せな気分に浸っていました。
笑顔で挨拶されることがこんなに気持ち良かったなんて…!
私はテサに「なぜインドネシア人はこんなに優しいの?」と聞いてみました。
テサは「あなたは小さいときに親から教育を受けるでしょう。私たちは人には優しくしなさいと教育されてきたの。これはIndonesian Culutureよ。」と答えてくれました。
素晴らしい国民性だと思いませんか。
日本にはインドネシアは危険・汚い・暑いといったような、マイナスのイメージばかり先行しているような気がします。
そんなことはない!と声を大にして言いたいです。
さて、今日は材料実験に参加してきました。
先に言っておきますが、実験の後に用事を控えていたため、1番肝心な結果が取れていません。
ご了承ください。
今日の実験のテーマは「フレッシュコンクリートのスランプ試験」でした。
まず、材料を測ります。
材料はセメント、水(地下水)、粗骨材(最大粒径40mmくらい)、細骨材です。
混和剤は入れません。
実験室(というか、工場みたいな空間)に電子はかりは無いので、天秤のような道具を使って計量します。
(Wi-Fiの調子が良くないので、画像はありません。)
そのあとは、材料を混ぜ合わせて(手練り)、スランプ試験を行いました。
スランプ試験は日本と同じように、1/3ずつコンクリートを詰めて、突き棒で25回突きます(粗骨材が大きいので、10cm位の高さから棒を落とします。)
スランプコーンの大きさも、日本と同じです。
スランプコーンを引き抜いたとき、徐々に低くなる滑らかな崩れ方ではなく、上層部が飛び出すように崩れたので、変な感じがしました。
スランプの目標値は7~10cmでした。
できあがったコンクリートは、日本のものと比べると、すごく水っぽかったです。
おそらく、インドネシアは気温が高いので、水が蒸発してしまわないように、水分量を多くする必要があるのだと思います。
実験中、大学の先生方とテサに、日本での材料実験のことを聞かれました。
日本では計量は機械で行い、練混ぜは手練りと機械練りの両方をやって比較するという説明をしました。
ディポネゴロ大学にとって、デジタル試験器はとても高価で、実際の現場でもほとんどが手作業で行われているそうです。
また、工事現場の作業を(ときどき)プロでは無い方が行うため、実験で示された値が十分に発揮できないことがあるそうです。
バンドンのダムはどのように造っているのでしょうか。
ワクワク。
今日は疲れちゃったので、ここら辺で。
Tera ma kasi!
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