こんにちは2Aの宮田です。
ずいぶんご無沙汰してすみません。あっと言う間にアメリカに来て1週間が経ちました。
この1週間の出来事を一挙にご紹介します。
4日目
この日は昼からピッツバーグにある小さな空港の横にあるレストランでハンバーガーを食べてから、ホストマザーの方の知り合いのお宅に行き青じそを取りに行きました。とても良い香りで楽しかったです。家は築110年以上で、窓に模様があり、暖炉もあり、素敵な家でした。その帰りにピッツバーグのモネッセンという地域の空き家を少し見ました。どの家も大きくて煙突などがあり素敵なのに、空き家になっている物件がざっと見ただけでも20件ほどあり、これは問題だなと感じました。
5日目
午前中、ピッツバーグのHistorical Society という街の歴史の資料や記念品などが展示されている施設に行きピッツバーグが昔鉄鋼業で栄えていたこと、イタリア人、ロシア人、ユダヤ人などさまざまな人種な人々が暮らしていたこと、興味深いことを知ることができました。ここにはまた訪れてピッツバーグの歴史から空き家になっていった背景を探ろうと思います。午後からは アメリカミュージアムに行きました。アメリカ特にピッツバーグ出身の芸術家の作品が展示してありました。まるで写真のような絵や個性的な形の造形物もあり、見ていて楽しかったです。その後市役所に行き、ピッツバーグにはどのくらい空き家があるのかという資料をもらいました。それを見るとだいたい1千件ほどありました。この深刻な問題に対して、どのような対策をしていくべきなのかを考えていきます。
6日目
先日行った、Phippsに再度お邪魔しましました。そこで日本植物展の準備のための習字を手伝いました。お昼ご飯を食べた後そこから車で20分ほどのところにある自転車ミュージアムに行きました。どうやら、世界で一番大きな自転車ミュージアムのようでどこを見ても、様々な種類の自転車があり感動しました。
7日目
この日はピッツバーグ郊外にあるZEN CENTERというお寺のお祭りに参加しました。そして、ここでも空手の形を披露しました。見てくれた皆さんが温かい拍手をして下さり、なかには握手をして"Thank you"と言ってくれる方までいて、人のあたたかさを身に染みて感じました。そのほかにも子供たちと折り紙をしたり、お年寄りの方とお話したりと素晴らしい時間を過ごすことができました。そしてお祭りが終わり、帰っている途中の家があまりにも大きかったので思わず写真を撮りました。ただすごかったです。
8日目
この日はピッツバーグで家具つくりをされている有本忠雄さんとワシントンD.C.を訪れました。ワシントンD.C.はさすが首都というだけあって人が多く警備員も多くたっていました。ただ建物はピッツバーグと似ていて、石で作られているものが多く感じました。
National Gallery of Art、National Museum of African Artの2つの美術館に行きました。中にある美術作品はもちろん素晴らしいのですが、建物の空間の使い方、見せ方に様々な工夫があり、そちらにも感動しました。短い時間ではありましたが有本さんの解説を聞きながらワシントンD.C.を堪能できて嬉しい1日でした。
9日目
午前中は初めてのんびりと過ごしました。夕方、ピッツバーグの市立図書館で子供たちに向けて空手の形を披露しました。真剣に見てくれてそのあと蹴る真似や礼をする真似をしてくれてとても嬉しかったです。写真が手元にないので後日載せます。しばしお待ちを。
こんな感じで1週間が過ぎるのはあっという間でした。1日1日が僕にとって新鮮で今まで体験したことのないことばかりで、本当に楽しいです。なにより、会う人がみんなあたたかく接して下さって、感謝感謝です。だからこそ自分からもっと積極的になり、気になったことを聞いたり、思いを伝えていきたいです。1か月は長いようであっという間です。聞いたこと、見たこと、体験したことを全て吸収できるようにこれからも楽しみます!
宮田君
返信削除2枚目の写真、一瞬ホストファザーかと思いました笑。(すごく馴染んでいるね、ということです!)
Polymath Parkでの活動以外にも、現地の生活から何かを学ぶ、ということも
良い経験ですね。日本の過疎地でも、管理者がいない空き家問題がニュース
になったりしますが、普通の住宅地に空き家があるピッツバーグの現状には驚きますね。それを実際目の当たりにされて、宮田君の今後の学びの中にどのように活かしていけるのか、新たな課題となりましたね。
現地の少年との空手ポーズ、これは報告書冊子の表紙にピッタリですね(^^)