2018年2月25日日曜日

#2 思ってたのと違う

今日は土木科の先生と2人でランチに行きました。
インドネシアの伝統料理が食べたいとお願いすると、ナシゴレンのお店に連れて行ってくださいました。
ナシゴレンはインドネシアの伝統料理で、ピラフや炒飯に似ています。
インドネシア特有のスパイスが効いていて、とても美味しかったです。
これはハマりそうな予感…笑

その後は、車に乗せてもらって、近くのスーパーまで行きました。

その道中で見たのは、私にとって異様な光景でした。

インドネシアの道路には信号や標識がありません。
道路の安全は”人”によって保たれています。
大量の車が行き交う中、身ひとつで道路のど真ん中に立ち、車に指示を出します。
彼らは大きく二つのグループに分けられます。
ライトグリーンのジャケットを着た、道路警察のような職の人たちと、オレンジのジャケットを着た、低所得者の人たちです。

後者の中には子供もいました。
テレビのドキュメンタリーや写真で見た時とは違う、何かが私の中に込み上げてきました。

おかしいでしょう。
その子はおそらく私の妹と同じくらいです。
妹は学校に通って部活もして、塾にも行っています。
生まれた国が違うだけなのに…。

それにインドネシアの道路は、日本製の車輌で埋め尽くされていました。
先生いわく、「インドネシアには自国で車を生産する能力がない」のだそうです。

留学へ行く前、私が思うインドネシアに対するイメージはこんな感じでした。
・資源がたくさんある国
・若い人が多く、将来は優秀な働き手に恵まれる国
・2030年には日本のGDPを追い越す国

今でもそのイメージは変わりませんが、実際に来てみて発展途上の面が見えました。

ここまで読んで、「ああ、やっぱりインドネシアは発展途上国じゃないか」と思った方が多いかも知れません。

そこで皆さんにプチニュースです。
インドネシアのスマートフォンの普及率です。
私はインドネシアでガラケーを使っている人にまだ会っていません。

気になって調べてみると、インドネシアのスマートフォンの普及率は世界でも話題になっているらしく、市場として注目されているようでした。

インドネシアは近いうちに必ず先進国になります。
(なってほしいと思っているのかも知れません。)

インドネシアに愛着が湧いてきた今、私は土木技術者として何が出来るのか、考える必要があると思いました。

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