2019年9月18日水曜日

みやたのアメリカ留学 #15 落水荘(FALLINGWATER)

こんにちは2Aの宮田です。

昨夜もベッド争奪戦で負けてしまいまして、2日連続リビングでございます。。もはや快適ですね。

さて、今日は昨日のブログでも予告した通り、フランクロイドライトの代表建築のひとつの落水荘(Falling Water)ともうひとつケンタックノブという家を見学してきました。

落水荘はもともとカウフマン家が住んでいた家です。1936年、落水荘は滝の上に建てられました。当時の家の値段の相場は5000ドル(約50万円)なのに対して、落水荘はその30倍、15万ドル(約1500万円)だったそうです。けれど今でいうと大体3億円ぐらいと言っていました。そして今年ついに、世界文化遺産に指定されました!これからより一層有名になりますね!

落水荘の外は写真撮影可だったのですが、中は不可でしたので、言葉で説明していきます。

まずリビングです。床は周辺でとった大きな石(岩)を使っていて、壁はポリマスパークにある家と同じように、石を積み重ねて作ってあります。積み重ね方はきっちり重ねるのではなく、出っ張ったりして自然に積み重ねていました。家具もありこれは全て木で作られていました。何より彼は「家の中でも自然を感じる」というのを生涯のコンセプトとしてきただけあり、床が石、家具が木、窓から外の森、川を眺める、というふうに徹底して自然を取り込む工夫をしていました。

次にカウフマン家の各部屋を見に行きました。部屋に入った時にまず思ったのが天井が低いということでした。これはライトは日本文化の影響を受けて、あえて低くしたのではといわれています。またそれぞれの部屋にテラスとバスルームが付いていました。ゲスト用の部屋もひとつあったのですが、そこだけはプライベートを守るために窓にブラインドがついていました。良い配慮ですよね。

 
続いてキッチン。キッチンにももちろん窓がたくさんあり、光を取り込めるかつ、景色を眺められるのですが、驚いたことに、外の岩が一番下のガラスを通ってキッチンまて突き出していました
イメージしづらいですよね。。

これがイメージの図です。

なんとも斬新なアイデアですね!

この他にもいろいろな部屋に行ったのですが、至るところに浮き世絵が掛けてありました。カウフマン氏も日本が好きだったからこそ、あえて日本っぽさも入れているなと感じる所がありました。

カウフマン家は見終わりましたが、実はそれだけではなく別館があるのです。ここはゲスト専用のお家で、本館よりも小さいです。

しかし入ると、ベッドのようなソファーがあったり、暖炉があったり、充分すぎるほど豪華でした。ここにも浮き世絵が架かっていました。また縦10メートル、横5メートルほどのプールもありました。そこに入っている水は自然の水だそうです。現在別館はオフィスとしても使われています。ゲストハウスにも関わらず、素晴らしかったです。

これで落水荘のツアーガイドは終了しました。エデュケーターのアディドさんに感謝したいです。
 
たまたま日本人、それもこの前あった方とそのお連れの方々と写真を撮りました!

この次のブログでケンタックノブについて書きます!

それでは。

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