2019年9月18日水曜日

みやたのアメリカ留学 #16  ケンタックノブ

こんにちは2Aの宮田です。

ケンタックノブについて書きますね。

落水荘のビジターセンターで昼ご飯を食べたあと、もうひとつの目的地ケンタックノブに向かいました。落水荘があるのは森の中なのですが、ケンタックノブは山の頂上にありました。この家はへーガン氏の家として1954年に建てられました。この家の特徴は至るところに六角形を取り入れていることです。

早速参りましょう。

この家の壁もライトらしく石で積まれていました。また、プライベートを守るために窓の位置を高くしています。窓の木の枠の模様は山やケンタックノブの家の形を表しているそうです。中に入ると、厳かな雰囲気で今まで見たライトの家の中で一番暗かったです。そして驚いたことにこの家には床暖房がついています。とはいっても暖まるまでだいぶ時間がかかるそうですが、、使っている素材は落水荘とほぼ同じで床、壁は石、家具は木という感じでした。


僕が一番感動したのはキッチンです。キッチンがこの家の中央にあり一番天井が高いです。けれど上は天井ではなく天窓になっていて光を取り込むことができます。本当に広々としていてこんなところで料理できたら楽しいだろうなと思いました。

その次に寝室やバスルームに行ったのですが、行くまでの廊下の幅か狭くて、これは今年の4月にポリマスパークで完成したMANTYLAとよく似ていました。

外にある六角形の天窓です。その間から見える光と緑が何とも美しかったです。

これでツアーは終了しました。

落水荘だけではなく、ライトの家の特徴として、僕たちの家の明かりのように直接照らすのではなく、間接的に壁に反射させてまたは自然光を利用しているというのと、至るところにライトデザインのネックカラーである朱色が使われていたことが共通点として、新たに分かりました。

今日2つの建築を見学をしてみて、木、岩、光を使用して、なおかつ空間も上手く使っていて、知らぬまに自然が目に入ってくる、そんなライトマジックにかかっていました。ライトは自然を最大限に生かす有機的建築を提唱していましたが、実際に見るまでは「へぇ~そーなんやすげー」くらいにしか正直思っていなかったのですが、今日実際に見て、細部までこだわり自然と一体化させるような工夫していることを体感できて感銘を受けました。本当に素晴らしかったです。

その帰りに以前に行った、CUCAMBER FALLとNEMOCOLINにもう一度行きました。相変わらずこちらも凄かったです!
(この2つは少し前のブログに詳しく書いてあるので是非。)


今日は僕にとって特別な1日でした。
幸せです。

それでは。

1 件のコメント:

  1. 六角形の天窓、素敵!

    今週末で、皆さん帰国ですね。最後まで、現地での様々な体験・出会いから、たくさんの刺激を吸収していきましょう:-)

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