2016年8月25日木曜日

ネパール2日目

2A松本朝陽 8/24

今日は早朝からバスで移動だった。
事前に書いておいた安藤さんへのお礼の手紙をドアの隙間から差し込み、ホテルを後にし、朝の6時から三度の休憩を挟みつつバスでポカラへと移動。ポカラに到着したのは16時前。車内はとにかく揺れ、水を飲もうにも飲み口がぶれて口を切りそうになるので飲めない。1秒に1回は体が宙に浮く。すぐに車酔いしてしまう僕だが、揺れがひどすぎて逆に酔わなかった。しばらくすると揺れにも慣れてきて車内で眠ることができた。いやぁ、慣れってこわい。仮眠から醒めると外の風景が、ごちゃ混ぜでそこらじゅうから騒音が飛び交うカトマンズから、山の雄大な自然と斜面に沿って作られた棚田という風景へと変わっていた。そしてもうひとつ気付いたことが。切り立った崖を沿うように道路が作られているのだが、バスと崖の間が30センチくらいしかない。もちろんガードレールもない。また対抗車線との感覚も20センチくらい。このことに気付いてからは、念のため遺書でも書こうかと迷うくらいに気が気でなかった。

そしてポカラのバス停に到着。プロジェクトアブロードの札を持った人がいるはずだったのだが、彼が来たのは到着から20分後くらい。その間僕はバス停でひとりホテルの勧誘と戦い続けることになった。ポカラはカトマンズと違い建物が計画的に建てられており、騒音もあまりなく、いかにも旅行者向けという風な都市だった。
ホテルに到着するとアシュミタというプロジェクトアブロードのインストラクターのお姉さんに出迎えられた。到着してすぐにプロジェクトの説明や目的などの説明など重要な話が盛りだくさんのオリエンテーションを受けた。しかしなにいってるかさっぱりだったので、アシュミタが日本語のしゃべれる現地人を呼んでくれて、なんとか理解できた。その後アシュミタに連れられ街に散策を兼ねたゴミ拾いへ。いくら拾ってもきりがなかったので、袋がいっぱいになったところで切り上げて、洗剤などを購入しホテルに戻ると、40代後半くらいのおじさんと、大学生らしき男女がいた。おじさんの方は5ヶ月間プロジェクトに参加し、明日母国へ帰るそうだった。(しかも今回が3回目だったらしい。ネパールが大好きなんだとさ。)そして明日から一緒に活動するポーランドからきたユゴーナと(どこからきたか忘れた)セドリック。簡単な自己紹介を済ませた後は僕とその3人で夕食をとった。3人とも英語がペラペラで、めちゃくちゃ早口(それが本来の普通の速さだと思うけど)で単語の音がつながるので夕食のときの会話は僕にはまったく聞き取れなかった。
夕食を終えると3人と一緒に若者が集まるバーへ。そこでビリヤードを3ゲームした。僕とおじさんチームVSセドリックとユゴーナ。最初の方はルールも分からずうまく球も突けなかったが、だんだんルールとコツが分かってきて、結果は2勝1敗。大いに楽しんだ。夜のバーでビリヤードというのは、なんだか風流で大人になった気分だった。
今日も刺激的な1日だった。

明日はガンドラックに向かい、とうとう本格的な活動が始まる。気を引き閉めてベストを尽くさなければ。

では、
今日はここまで。

2 件のコメント:

  1. 松本君
    留学から帰る頃には1冊の本ができそうな勢いやね(笑
    分かりやすくて楽しいブログをありがとう。
    きっと松本君にとっても大切な記録になると思います。
    安藤さんへお手紙を残していくあたり、
    ちゃっかりしてるね、松本君らしい( ̄ー ̄)
    ビリヤードもできるようになったし、
    さあ!これからが本番。がんばって!

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  2. 松本君、こんにちは。
    一つ一つの出会いを大切にする松本君、
    とっても素敵です。
    カトマンズ~ポカラ移動の話は、テレビの
    ドキュメンタリーで見る光景そのものだったのですね!
    無事着いて何よりです。
    この調子でこれからの活動も頑張ってください!

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