2017年9月11日月曜日

イタリア留学 23日目 -最終章ー

Ciao!

本日、無事に帰国しました。
高見優菜です。

まず、、、
ただいま!!!

長かったような短かったような3週間が終わりました。
ブログに書いたこと、書ききれなかったこと、本当にたくさんの出来事がありました。
留学を終えた今となっては、すべていい思い出です笑

「建築を通してイタリアを知り、イタリアを通して建築を知る」
私はこのテーマで本場イタリアのデザイン方法とルネサンス建築について学ぶために留学をしました。

実際に授業を受ける中で"本場のデザイン"とは何かを常に考えてきました。
3週間かけてでた答えは、「デザインに本場などない」ということです。
これは自分のデザインとしっかり向き合って考えた結果と、先生のアドバイスからでた答えです。

では、何がデザインの違いをうみだしているのか?
それは文化や環境など、その土地独自の要素だと思います。

さらにもう1つ、日本とイタリアで明らかに異なることが1つありました。
それはデザインをするうえでの優先順位です。
日本は機能性を1番に考え、イタリアは美しさを1番に考えます。
例えば、日本はシャワールーム・洗面所・トイレは個別の空間として配置しますが、イタリアはすべて同じ空間に配置します。
なぜなら、1つの空間に配置することで統一感があり、美しく見えるからです。

言い換えると、シャワールーム・洗面所・トイレを個別の空間として考えるデザインの本場は日本だということです。

終わりがない、決まりがないデザインだからこそ"本場"など存在しないのです。

これは私の考えであり、きっと違う意見の方もいると思います。
でも、これが私が3週間で考えた"本場のデザイン"の答えです。

この答えは留学をしないときっと気づけませんでした。

留学を終えて改めて、日本代表高校生の500人に選ばれたことを誇りに思います。

トビタテに応募し、留学という夢を叶える!と決めてから約1年。
諦めそうになったこともありましたが、たくさんの方に支えられて夢を実現することができました。
みなさんの支えがなければきっと私は平凡な夏休みをおくっていたと思います。
留学中も「ブログ見たよ!」という言葉のおかげでブログを毎日書き続けることができました。
その日の学びをここに書き残すことで自分と向き合え、その学びを明日へ繋げることができました。
どれだけ感謝しても感謝しきれないほどたくさん助けられてきました。
本当にありがとうございました!!!!!

留学は終わってしまったけど、人生まだまだこれから。
3週間の学びを忘れず、これからに活かし、さらなる学びを求めていきます。
自分のしたいことを見つけたからこそ、これから何をすべきか考え、行動に移します。
現実と向き合い、もっとたくさんの刺激を求めていきます。
そしてまたいつか、日本にはない学びを求めてとびたちます。

ここで宣言をしたのでもう逃げられません。笑

15歳で地元を離れ、17歳で日本をとびだしました。
18歳、19歳、20歳、、、これから何が起きるのでしょう。笑

これからもたくさんの方に迷惑をかけると思いますが、温かく見守っていてください。

最後までとてつもなく長いブログを読んでくださり、ありがとうございました!

Grazie mille!
Ciao Ciao!

0 件のコメント:

コメントを投稿