2019年8月23日金曜日

まちづくりの将来像はIndonesiaにあり! #5

突然wonosoboホームステイ生活3日目。石原由貴です。
はい、出ました、インドネシアタイムです。
今日は...
“wonosoboマネージャーからお話聞くよ!”
“wonosoboの町の問題点、解決策をグループで発表して!英語かインドネシア語ね!”
“今日の夜パーティーするからグループで伝統ダンス発表ね、それから別のグループごとに何か出し物やって!”
でした。準備というものがあります、間に合いません。
でも間に合わせるしかありません。
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wonosoboマネージャーの話は難しかったのですが、文化や経済の問題から、小学校卒業後働く子供が多く、その問題を解決しようとしている取り組みの話をして下さいました。
日本では小中学は義務教育となっており、多くの学生が高校や専門学校等へ進学し、また支援制度等も充実しており大学へ進学することもできます。勉強したいと思えば勉強が続けられる環境がある、というより、そのことを当たり前に感じられている、ということがどれだけ恵まれていることなのか気付かされます。
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問題はプレゼンの方です。
グループの子のホームステイ先までダッシュし、ディスカッション開始です。中々伝わらない、伝えられない、でグループの話が一向に進みません。
発表20分前に仕上がりました。
・wonosoboは沢山の農作物の宝庫となりうる土地が多くある、プランテーションを自らの畑で行うことで、薬の作用を持つ作物を作り自然治癒を促す
・wonosoboには特産物であるCaricaというお菓子がある、インドネシアでは知られているが食べたことがない人が多い、他の地域へ販売域を広げることで町の経済力をあげる
・wonosoboではゴミを全て一緒に燃やしてしまう、プラスチックの処理は環境にも健康にも良くない、ゴミをわけリサイクルを促す仕組みを樹立する
の3本立てで発表しました。私はプランテーション部分の担当をしました。
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夜のパーティーです。
絶対時間を守らないと言い切れるほど時間を守らない町民が今日に限っては時間前に来ています。
なぜ......(笑)。きっと楽しみにしてくれていたのでしょう(笑)
ディポネゴロ大学の学長に証書を手渡す役を任された3分後に出番でした。緊張する暇がなくてよかったです。
伝統ダンスは、伝統衣装を着て踊りました。難しかったのですが、練習の成果を見せます。町民は大ウケでした。
伝統なのだから見たことあるダンスでしょうに....(笑)。
グループでの出し物は、東京音頭と恋するフォーチュンクッキーを踊りました。
JKT48(ジャカルタ)があるので、有名です。みんな楽しそうにしてくれました。
(裏話ですが、一晩で仕上げないといけなかったのでホストマザーに、見ないでね!?と言って夜な夜な練習しました)
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パーティーの後はみんなとお別れを惜しむ時間です。
人生で3本の指に入る号泣でした。
たった3日、されど3日でした。長い人生で見ればたった3日なのでしょうが、1番濃い楽しい3日でした。
アフリカから来た留学生たちに、「泣かせてごめん、会いに行くからね」と慰められ、インドネシアの生徒たちに、「私たちはこれから1カ月一緒なんだから泣かないで」と笑われました。そう言っていた側も泣いていましたが。
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来た時は、なんでこの町に連れてこられたのか、不便は多いし、3日分の荷物しかなく全部寮においてきてしまってやる事もない、初めての人ばかりの中に急に入れられてどうしたらいいのか...とモヤモヤでしたが、もっともっとみんなと一緒にいたい、色々なことを一緒に経験したい、と思う夜でした。
また会おうね、とみんなと話しました。色んな国から集まってインドネシアのwonosoboでこうして会えたのだからきっとまたどこかで会えるのだと思います。

Terima kasih!Sampai jumpa!(ありがとう、またね)





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