こんにちは、徳田朱莉です。
今日は図学の授業を受けてきました。
立面図や平面図などの、基本的な図面の書き方を練習しました。
図面の書き方に国間で大差はなく、高専で既習だったので難なく出来ました。
今回のクラスはGrade2で、日本の大学でいうと1年生後期に当たります。
(私は決まったクラスに所属しておらず、参加したいGradeのクラスに参加しています。)
インドネシアの授業スタイルについて、前半は先生が授業のポイントについて軽く説明し、後半は先生が用意した演習問題を解きます。
先生がインドネシア語で話していることと、エアコンが無いことを除けば、日本となんら変わりません。
そのあとはテサとサム(テサの親友、卒業後は日本企業のインドネシア支社で働くそうです。)とで、お昼に行きました。
インドネシアには「エンドーミー」というインスタントラーメンがあります。
まるで日本人の名前みたいで、面白いですよね。
3人でエンドーミーを注文して、色んな話をしながら食べました。
そこで、将来の話になって、サムが「自分の会社で働けば月10万円稼げるんだ。これって、日本では安い?高い?」と訪ねてきました。
(インドネシアの平均月収は3万円くらいです。)
インドネシアの大学生は将来成功するために、たくさんの学生団体に所属し(活発な課外活動が進学や就職に有利になるから)、毎週のようにコンペティションに参加し、寝る間を惜しんで勉強しています。
眠れない大学生が多いのは彼らに寝る時間が無いのではなく、これだけやっても少しの賃金しかもらえない未来が不安だからです。
外国に留学したくても、とてもそんなお金は無いし、奨学金も日本ほど充実していません。
私はショックでした。
私は「インドネシアの経済をインフラで支える」というテーマで留学しています。
今日は改めて、インドネシアの経済発展の必要性について再認識させられました。
そのために必要なのはインフラだけではありませんが、インフラが経済発展の担い手であることは確かです。
生まれた国に関係なく、学生に平等に機会が与えられる世界が必要です。
恵まれてるやつが何を言ってるんだと言われるかも知れませんが、これは先進国と呼ばれる国の使命がと思います。
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