2018年3月23日金曜日

#28 インターンシップ5日目

こんにちは、徳田朱莉です。


今日は事務所の日本人メンバーと本日のお客様との夕食会でした。
お客様とはインターン先のOBで、今は関連会社の取締役を務めているお二人です。


私は関連会社の取締役のお一人の隣に座らせていただきました。
バンドンに来てからの夕食会の席では、毎度毎度の事なのですが、すごく緊張します。
もしもインターンシップに参加しなかったら、絶対お目にかかることの無いような方と同じテーブルでお食事をするなんて…


でも、長年、現場でエンジニアとして働いてこられた方とお話しできる機会は大変貴重でした。


色々なトピックでお話をしてみてわかったことは、
「土木の現場はまだまだ”男の場所”という認識が強い」ということです。
(今回一緒にお話しした方が、ジェンダー差別を連想させるような、偏った考えを持っていたわけではありません。)
それと同時に”マイノリティ=居心地が悪い”という訳でもない事も学びました。


「僕の中でインフラ工事は”男の仕事”というイメージがある。昔からそうだったし、男のプライドをかけて!と思ってやっていたから。でも最近は女性の技術者も増えてきていて、それに反対の声を上げる人も少なくはない。でも僕は女性ウェルカムだ。」
この言葉は私がお客様からいただいた言葉の中で、1番印象的だった言葉です。


将来はマイノリティとして働くことになると思っていた私にとって、このお言葉は私の不安を軽くしてくれました。


(個人的な推測になりますが、)
確かに、高度な機械が無かった時代、それよりももっと前から、インフラの現場で働くのは男性だったでしょう。
体の構造上、男性よりも筋肉・体力が劣る女性が、現場の仕事パフォーマンスで男性よりも上を行くのは難しかったのは、想像に容易です。
「今までこれでうまく行ってきたから、これからもそうしていくべきだ」という考えに至るのは、当たり前の事だと思います。


ただ、その常識が変わろうとしている今、社会も変わってきていると感じました。
「女は根性がない」「女はすぐに会社を辞めてしまう」
私は社会が考える”女”はそんなイメージを持たれていると思っていました。


でも、このインターンシップだけでなく、日本でも様々な現場でお話を伺って、「案外、女ってそんなに嫌われていない」と思うようになりました。
みんながみんなそうじゃない!!!
これは両方(女性ウェルカムの人、そうでない人)に言えることだとは思います。


女性だからって重く考える必要はないし、夢を諦めることもしなくて良い(もともと諦めるつもりなんかさらさら…笑)。
社会は変わろうとしているし、これからは自分が変えていくんだと思った1日でした。

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