2019年9月13日金曜日

まちづくりの将来像はIndonesiaにあり! #26 (インターン:4日目、フィールドワーク:王宮/市内)

今日もSotoAyamを食べました、石原由貴です。
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今日のインターンでは、防災ボードゲーム“RESQ”の紹介、取り組みを行いました。
このゲームは、明石高専防災団D-PRO135°という私が所属しているプロジェクトチームが開発した、遊ぶだけで防災を身につけられるゲーム、です。
小学生でも取り組める内容なのですが、それを英語で説明しようとすると...なんとも難しいです。
拙い英語ですが、皆さん真剣に聞いてくださり、2時間ほど取り組みました。
また、防災クイズなどにも挑戦していただき、これからの防災について考えを更に深めました。
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感想としては、“面白い、簡単だから取り組みやすい”と。
今のインドネシアの状況を踏まえこのゲームは勿論、今開発中の新ゲームに活かせるであろう発見を沢山する事ができ、沢山の意見を頂戴したので、是非参考に役立てたいと思います。
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“実は、防災っておもしろい”、大切な気持ちです。
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その後インターン先の近くにある小学校を訪問。
当然計画書には無いですし、インドネシア の事なのでアポは取っていません。
なぜ小学校へ行ったのか?、小学校ではどのように防災を教育しているのか調査をしたかったからです。
ちょうど小学校はお昼休みの時間。沢山の子供たちと先生にお会いすることができました。
実はこの小学校、2006年の大地震で被害を受け一度小学校が倒壊しています。現在は建て直した物、と言うことです。
小学校自体は140人、一学年一クラスの規模です。
先生によると、“地震がきたら机の下へ”という避難訓練は行なっている様ですが、日本の様に全校生徒で校舎の外へ、という避難訓練は行なっていないよう。
また、災害発生時、“どのように命を守るのか”“どこへ避難するのか”“どのように逃げるのか”という教育は行なっているとの事ですが、どこまで活きるかは分からない、と。
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避難訓練を行った経験があるかどうかで生存率がかなり変わると言うデータも出ています。
まだまだ改善の余地があると考えます。
1か月で帰国せずインドネシアで改善方法を考えたいと感じます。
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今日のフィールドワークは王宮周辺です。
現在もジョグジャカルタの王族が暮らす王宮「クラトン」。インドネシアの伝統とヨーロッパ文化が融合したジャワ建築の最高傑作とされ、その一部は博物館として多くの調度品や楽器、バティックの衣装などが展示されています。
歴代君主の栄華と生きた文化を感じることができる数少ないスポット、そこには多様な宗教と文化が融合する、独自の世界が息づいていました。
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続いてタマンサリへ。
美しい庭園の意味を持つジョグジャカルタの宮殿タマンサリ。水の宮殿としても知られています。
現在も王族が暮らす王宮クラトンから程近いこの宮殿には、スルタン王に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があり、現在も見学することができます。
また祈祷場は、敵に攻め入られにくく、強度のある構造で、かつ建築的デザインをもつ素晴らしい建築物でした。
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最後はマリオボロ通りへ。
南北に貫く目抜き通りで、王宮へとつながる道は、かつて特別な行事の時に花で飾られていたことから花飾りの意味を持つマリオボロと名付けられたと言われています。
お土産を購入し、屋台へ。夕方になると賑わってきます。今日も今日とてローカル屋台で地元の人の温かさに触れインドネシア料理を味わいます。
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ここだけの話、細かい事があまり気にならない、お腹が強い、という2点を満たす方はショッピングモールや最新店ではなく、ローカル屋台をオススメします。
100%屋台の方が美味しいです。(インドネシア料理が口に合う人に限ると思いますが)(もうすぐ1か月ですが一度も体調は崩していません)(ほぼ毎日屋台で食べてました)









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