2019年9月16日月曜日

まちづくりの将来像はIndonesiaにあり! #28

インドネシア留学最終日を迎えました、石原由貴です。
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始まった頃はあんなにも遠い遠い先だった”1カ月”は、振り返ればほんの”3日”の出来事のようでした。ふとWonosoboでのホームステイやSemarangでの寮生活を思い出します。
この1週間のYogyakartaでのインターンシップもとても充実したものとなりました。
(それぞれの細かな最後の振り返りは#29の最後のBlogに書きますね。)
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今日はアジスチプト空港→スカルノハッタ空港へ移動です。(国内線)
国際線でのスカルノハッタ空港→関空は明日になります。
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行きは、Semarang到着なのでアフマドヤニ空港を利用したため、アジスチプト空港は今回が初めての利用になります。ちなみにこの空港は、以前のBlogで何回か紹介した、“あの空港”です。
2010年、近くに位置するメラピ山で大噴火が発生し、火山灰が航空便に影響を与え、この空港は数日間閉鎖されていました。
この話は覚えていましたか??最後に訪れることができたのでよかったです。
こんなところまで被害/影響が出たあの大災害の規模を改めて感じます。
この地で学ぶことができたことは本当に恵まれたことであり、誰にでもすることが出来ない貴重な体験であった、と携わって下さった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
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最後の、現地の方が調理するインドネシア料理はこの空港で頂きました。
当然Soto Ayam です。何度このインドネシアの方々の愛が込められた料理を頂いたことでしょう。辛い日も嬉しい日もほとんど毎日誰かと一緒に食べた思い出の味です。
この味が走馬灯のようにこの1か月の日々を思い出させます。
我武者羅に走り続けた1か月でしたね。でも今までの人生の中で1番濃い1か月だったと思います。きっとこれからも忘れることのない1か月だろうとも。
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感謝の気持ちを胸に飛行機に乗り込みます。
横に座ったインドネシア人のお姉さんと話が盛り上がります。お姉さんはジャカルタ出身でジョグジャカルタには仕事で来ていたそう。(何でこの日は帰省中)
英語が堪能な方で、この1か月の話を聞いていただきました。
“1人で1か月インドネシアで生活したの?、インドネシアへ来てくれてありがとう、たくさんたくさん頑張ったんだね、最後までその笑顔で楽しんでね!”と。
日本まで帰るんだ、6時間のトランジット旅を楽しんで帰るね、とお別れを告げて降ります。
すると...
お姉さんが追いかけてきて乗り換えのところまで案内してくれました。
最後に“よく頑張った!これはインドネシアのお土産!”とジョグジャカルタ名物のチョコクッキー巨大箱を2箱持たせてくれます。(これお姉さんが持っていたお土産全てです。)
いいよ、と断ったのですが、いいから持って行きな、と。
最後の最後までインドネシアの温かさに触れます。
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スカルノハッタ空港はとても大きいので迷います。スマホで調べながら歩いていると、掃除の方、施設職員、管理職員の方々が事あるごとに走ってきてくれます。(子供が1人で迷子になっているようにでも見えているのでしょうか...ドラえもんも一緒に歌わされましたし...笑笑)
インドネシアの温かさに幾度となく触れた時、この国で学ぶことができてよかったと心から感じます。
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スカルノハッタ空港で6時間のトランジット旅です。
最後の買い物を楽しんで飛行機を待ちます。
明日の朝には日本です。ありがとう、インドネシア。

この写真はアジスチプト空港上空です。
奥に山がありますが見えますか?メラピ山です。たくさんの学びを得た山です。
ありがとうございました、また必ずこの地を訪れます。

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