2016年8月27日土曜日

人生で一番長い夕焼け…移動しんどい(0~1日目)

昨日と今日の2日間にわたる往路の話。

@関空→香港
 昨日の18:00、私は飛行機に乗り込んだ。香港行きの飛行機であったため、周りは中国人だらけ。アナウンスも中国語メイン(日英中の3言語)で、私にはただの雑音にしか聞こえない。初めての飛行機だったので何もかもが新鮮だった。座席はエコノミーの一番前だったので、足を思い切り伸ばせて快適だった。
 そして30分後。飛行機が動き出した。滑走路を体験したことない速さで走り出し、私は冷や汗をかいた。やばい、死にそう(笑) 1分後には私がさっきいた場所があんなに遠くなっちゃったし、なんか下に雲あるし、足冷たいし、鼓膜が押さえられるし、お姉さんがお菓子持ってきてくれるし(?)。
 しばらくしてあることに気づいた。夕日が戻ってきたのである。そうか、それだけ自分が高いところにいるということか。そのあと1時間半くらいずっと夕焼けを見ることができた。
 その後しばらくは、座席の前に取り付けられた画面をいじっていた。リバーシで相手を全滅させたり、TEDを見たり、AKB48のアルバム曲を聴いたり(曲の種類が少なかったので仕方なく)。機内食は小山さんと同じく、白飯にパンがついてます。
 食事を終え、ぼーっとしていると、香港が近くなってきた。飛行機が高度を下げると、自分の内臓が宙に浮くような感覚になり、気持ち悪い。着陸する時まで気が休めなかった。

@香港
 ついた。きれい。広い。迷う。やばい。日本人いない。どうしよう。…って言ってる場合ではない!インフォメーションの人にセキュリティーチェックの場所を尋ねた。これが私の英語での第一声。
 "Where is the security check counter?"
言えた!が、聞き取れない。相手の言ってる単語のかけら(全単語の約10%程)を拾い集め、ジェスチャーと照らし合わせ、何とか理解した。セキュリティーチェック(手荷物検査)で、自分の手荷物を籠にいれ、ゲートをくぐる。ブザーが鳴る。腕時計とベルトを外し忘れていたようだ。そのあと、金属探知機で係員に隅々まで調べられた。
 その後、次の飛行機のゲートを確認し2時間暇だったので、買い物をした。千円分だけ両替。だだっ広いゲートを通り抜けた先にフードコートがあった。その中にマクドナルドがあったので、そこで間食をとることにした。メニューを見ると、面白い名前が。「三両足セット、これください」といったら、クォーターパウンダーダブルチーズのLセットがきた。予想外のLサイズだったので、食べきれず、たまたま隣にいた日本人でマダガスカルにわたる途中だという二方と一緒に食べた。

@香港→メルボルン
 夜の0時に飛行機に乗り込んだ。アナウンスは二カ国語(英・中)で、これからは客室乗務員の人にも英語で応対しないといけない。しばらくしてオーストラリアの入国審査の紙をもらったが、すべて英語。全然わからなったが、地球の歩き方を運よく持っていたのでなんとかなった。隣には子供が座ったので話しかけようとしたら、映画を見ながら寝入ってしまっていたのであきらめた。深夜2時を過ぎ、私も寝ようと思ったが揺れが激しいし、寝れない。結局、一時間寝て一時間AKB48の曲を聴きながら本読んで…を繰り返した。

@メルボルン
 さあ。問題の乗り換えだ。最初のミッション。
「入国審査→税関→国内線を探す→チェックイン→手荷物検査を、一人で二時間以内にする」
話す英語を考えて用意してやる気まんまんで飛行機を降りたが、誰もいない。入国審査とチェックインが無人だったので、しゃべったのはたったこれだけ。
"Yes." "Thank you." " Here it is." " Sayonara."
薬や、お菓子や、木製品などをいろいろ持っていると申請したが、食品についての口頭チェックのみ。こんなにゆるくていいのかと、ショックを受けた。そしてまた、手荷物検査で引っかかった。パスポートと携帯をみにつけたままだった。まあ、いろいろあったけど迷うことなく1時間で乗り換え完了。

@メルボルン→ホバート
 ホバートまでの一時間、長旅による酔いで気分が悪いのを、いよいよ到着するんだというワクワクが打ち消していた。中はほとんど空席で、オージーなネイティブ発音のお姉さんに「飛行機のバランスを取るために前の席に移ってほしい」という内容のことを言われたみたいだが、当時は全然聞き取れなくて「もう一回言って」と頼んだら、"Can you understand English too well?"と言われた。それに対して"A little."と笑顔で言ったが、メンタルに結構ダメージを食らった。

@ ホバート
 空港の規模が小さい。今までの3つの空港では直接屋内から搭乗できたが、今回は階段を使って地面に降りた。寒いし風が強いけど、私にとっては半そででも大丈夫なくらいだ。外の温度は10℃ほど。(夜になると3℃くらいになります。)荷物を受け取りに行くと、そこにホストファザーが。

こうして私は無事ホバートにたどり着くことができた。
これから、気持ち新たに頑張りたい。








3 件のコメント:

  1. 松山君‼Well done!ですよ☺松山君の1日が、よぉく分かりました。叙述が上手いですね。素晴らしい‼さぁ、始まりますね。他の皆さんも言ってますが、1日1日充実感満載で、あっという間に時間が過ぎていくようですよ。色々な経験をしてくださいね。

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  2. 松山君、長時間の移動お疲れさま。
    心配していたメルボルンでの乗り継ぎがスムーズにいったようで
    安心しました。
    よかった!

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  3. 松山君
    心配してましたがなんなくクリアしましたね。
    “案ずるより産むが易し”です(笑
    これからも失敗を恐れず、いろんなことに挑戦していってくださいね(^^)

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