2016年9月25日日曜日

インタビュー④(25日目)

午後2時。
私は学校の近くの図書館にて、電話でアポを取った人と待ち合わせをした。
彼はRosny Hillの開発についての専門家。なので、今回は主にRosny Hillの開発について質問を行った。


今日分かったことは私がすごくびっくりしたことなのだが、周辺住民の約90%が開発に反対しているということだ。
実際、彼や前にインタビューをしたClarence City Councilの方も反対している。
では、なぜ開発の話が存在しているのか。実は最近中国人観光客が倍増していて、ホテルの需要が高くなっているそうで、彼らを呼び込むために外国の企業が計画しているそうだ。
ホテルといっても私たちが想像するような超高層ビルみたいな豪華なものではなく、複数のコテージを建てるといった計画だった。そして、タスマニアの自然災害 ”Bush fire” によるコテージへの延焼を防ぐため、周りの木を切るといった計画だった。しかし、計画通りのホテルを開発すると、鳥が棲めなくなるのに加え、たくさんの車がそこに集まることによる排気ガスの大量排出を周辺の住民が懸念し、大勢の人が反対している。インタビューを行った彼は実際に署名を集めているそうだ。


今日、二つのインタビューを行ったが、ホバート周辺では地方自治体が条例や自然保護の考えを市民に向けて発信し、市民もそれに同意して協力する。自然と社会の共存について熱心に考えてまちづくりを取り組んでいることが分かった。

1 件のコメント:

  1. 松山君
    インタビューをすることで
    分かってきたことが
    たくさんあるね。
    インタビューが成功してるってことだと
    思います。

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