2016年9月30日金曜日

ネパール35日目+後書き

今日でとうとう僕の留学も終わり。人生の一区切りが終わった。この留学で最も学んだこと。「1つの終わりは次の始まり。」ネパールを発つ飛行機のなかで僕はもう特に感慨のようなものも感じない。トビタテの方々も話していたが、この留学はゴールではなく、あくまで通過点なんだから。
タイのスワンナプーナ空港では馬油の会社の会長さん、陶芸家の方、不動産関係の方等たくさんの日本人とグループになり行動した。夕食をご馳走になったり色々とお世話になり、助けてもらった。
飛行機内では日本のネパール料理店に出稼ぎに向かう父と中学生くらいの男の子に出会った。僕にとっては安心感でいっぱいのホームである日本だが彼らにとっては遠い未知の異国。期待と不安でそわそわして落ち着かない様子で日本について質問攻めに。やはり海外に出るならばホームである日本についてもしっかりと熟知し、教えられるようになることは必須だなと感じた。
午前6時頃に日本に到着。どこにいっても日本語が通じるなんて便利すぎるなぁとよくわからない嬉しさでいっぱい。とりあえず家に帰るまでが留学なので、電車へ。スマホでしっかりと経路を調べ、迷わないように最短ルートで向かう。そしてついに午前10時頃自宅に到着。
これで僕の留学も終わったんだなという実感が静かに込み上げてくる。いつもよりも重く感じるドアを開ける。家で飼っている小鳥たちが騒ぐ声が聞こえる。
そしていつもよりも大きな声ではっきりと言った「ただいま!」
後書き
帰ってきて数日が経過した。僕は少しくらい成長できただろうか。まだまだ実感はできてないが、あたりまえであって感謝を忘れていたこと。そんなことにたくさん気付くようにはなった。日本語が通じること、ご飯が美味しいこと、いつでも蛇口をひねれば清潔な水がでて、温かいシャワーが浴びられ、浴室にはお風呂がついていること、医療が発達して病気をしたら病院にいけること、ぼったくられなくて、お店の全ての商品にはちゃんと適正な価格の値札ついていること、夜道を一人で歩いても安全なこと、ベッドがふかふかなこと、洗濯機があること、雨でもなんとか洗濯物が乾くこと、、、と、挙げたらがきりがない。そんな一つ一つにありがたみを感じられるようになったのは本当に幸せなことだと思う。
そして、人生への向き合い方も少しだけ見えた。「きっとこれからも人生はまだまだ続くかもしれないし、もしかしたら突然本をパタンと閉じるように終わってしまうかもしれない。未来に絶対も確定もない。だからもがかなくちゃ。僕は不器用なんだ。できることから一歩そして一歩、踏みしめて歩こう。今を生きよう。」と考えを持つようになった。
今はまだこの留学についてたくさんのことを感じている最中で上手くまとめるとかそんなことはできないけれど、ただ、応援してくださったたくさんの方々、本当に本当にありがとうございました。
僕の留学ブログはこれにて終わりです。
けれど総括の言葉が上手く思いつかないないので最後もいつもと同じように書くことにします。
それでは、また明日。

1 件のコメント:

  1. 松本君
    おかえりなさい\(^o^)/
    みんなが気づかないことに
    幸せを感じられるようになったら
    もう周りは幸せだらけだね!
    ちょっと大人になった松本君に
    みんな期待してます。
    とりあえず
    月曜からの新学期、
    がんばろっか(*^。^*)

    返信削除